テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は27日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事(78)の会社が、大会スポンサーに選定された紳士服大手AOKIホールディングス側とコンサルタント契約を結び計約4500万円を受領していた問題で、東京地検特捜部が26日に受託収賄容疑で東京都内の高橋氏宅など関係先を家宅捜索したことを報じた。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏は今回の問題に「電通に家宅捜索が入ったところが今回の事件の大きなポイントだと思うんです」と指摘した。

 高橋氏は2011年に電通を退社しているが「退社してから10年以上たっている人ですよね。電通の中に対して影響力を行使できることはどういうことなんだろう?と。ちょっと通常の会社では考えられない」などとし「逆に言えば、影響力が行使できることは、電通側には話を聞く部分に何らかのメリットがあったんじゃなかということも含めて捜査をしないといけない」と指摘した。

 続けて「オリンピックの裏側に何があったのか。招致にもいろんな疑惑がありました。この辺を日本でも徹底的に解明する必要があるんじゃないですか」と提言していた。

https://hochi.news/articles/20220727-OHT1T51030.html