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関口宏 Photo By スポニチ

 タレントの関口宏(78)が31日、MCを務めるTBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が28日、電話会談し、ペロシ米下院議長の訪問計画で緊張が高まる台湾情勢を巡って互いをけん制、激しい応酬となったことに言及した。


関口宏
 電話会談は約2時間20分に及び、台湾情勢を巡りバイデン氏は「一方的な現状変更や台湾海峡の平和と安定を損なう試みに強く反対する」と表明。習氏はペロシ氏の訪台計画を念頭に「火遊びは自らを焼き滅ぼす。米側がそのことを明確に理解するよう望む」と警告した。米下院議長は大統領権限の継承順位が副大統領に次いで2位の要職。訪台すれば現職下院議長としては1997年のギングリッチ氏以来25年ぶりとなり、中国は強く反対している。

 番組では、台湾を訪問中の自民党の石破茂元幹事長が30日に台北で記者会見した内容を伝えた。元幹事長は中国の軍事圧力で緊張が高まる台湾海峡情勢について「戦争にしないための努力を今までの何倍もしておく必要がある」と述べ、日本が台湾との安全保障の議論を具体的に行う必要があるとの認識を示した。そのうえで、台湾有事の際の邦人退避に関するシミュレーションは「政府の国民に対する当然の責任だ」と指摘した。関口は「いざという時のことは考えておかなければいけないことはよく分かりますが、それが何か大げさになっていくことによって火がつかなきゃいいなあと僕は思っちゃうんですけど」と自身の思いを話した。

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