0001きつねうどん ★
2022/08/04(木) 12:22:59.14ID:CAP_USER発射され上昇するロケット=2022年8月3日午前10時26分、佐賀県武雄市橘町、長沢幹城撮影
火薬で飛ばす模型ロケット「モデルロケット」の発射体験会が3日、佐賀県武雄市の橘小学校であった。同校の児童5人がそれぞれロケットを製作し、打ち上げた。
モデルロケットは、筒状の機体に、火薬を詰めた固体燃料のエンジンを付けて飛ばす仕組みで、高さ30センチほど。発射すると100メートル以上上昇し、パラシュートを開いて降下する。科学の教材としても使われているもので、機体の本体には塩化ビニル管、本体に取り付ける羽はバルサ材を使っている。
体験会は同市橘公民館の講座の一環で企画された。打ち上げに先立って児童たちは1日、NPO法人日本モデルロケット協会の指導者資格を持つ中村隆英さん(80)からロケットが飛ぶ原理などの説明を聞き、指導を受けながらロケット製作に挑戦。完成した機体に思い思いの名前を付けて、好きな色に塗った。
発射当日の3日午前、橘小学校の校庭には、同校の児童や保護者、周辺住民らが集まり発射を見守った。製作した児童のカウントダウンに合わせて、ロケットを1機ずつ発射すると、「プシューッ」と音を立てながら白煙を上げて一気に上昇した。集まった人からは「すごい」と歓声が上がった。
ロケットに「SAWAYAKA1号」と名付けて打ち上げた5年生の金島明香さん(11)は「先端の取り付けが難しかった。飛ばなかったらどうしようと思ったけど、きれいに飛んで良かった」と笑顔で話した。「たけお1号」と名付けた4年生の吉永龍叶(りゅうと)さん(9)は「パラシュートは開かなかったけど、思ったより速くて、高くまで打ち上がってうれしかった」と笑顔だった。(長沢幹城)
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