2022年8月4日、韓国・YTNは「日本が強制動員被害者に厚生年金脱退手当としてまた99円を支払っていたことが分かり、波紋が広がっている」と伝えた。

記事は「日本年金機構が最近、(日本による植民地時代に)強制動員された被害者1人に厚生年金脱退手当として、
円を韓国ウォンに換算した金額を送金した。送金額は77年前の貨幣の価値をそのまま適用した99円だ」と伝えている。

これに関し、元徴用工支援団体「日帝強制動員市民の集まり」は4日に記者会見を開き、具体的な内容を明らかにするとしている。

三菱重工業に動員された元徴用工11人は昨年3月、日本年金機構に年金加入記録の調査を要請したが
「記録が残っていない」との理由で拒否された。
しかしそのうち1人は自身の年金番号を知っていたため日本の国会議員の協力により再調査が行われ、加入の事実が認められたという。

日本政府は09年と15年にも、厚生年金脱退手当を求めた元徴用工に99円と199円をそれぞれ支払い、韓国から強い反発の声が上がっていた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも「これが隣国相手にすることか?」
「日本のずる賢い国民性は変わらないな」
「良心のかけらもない」
「こんな日本に『仲良くしよう』とへつらう尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は何を考えているのか」
「尹政権と韓国国民をばかにしている証拠だ」など怒りの声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

https://www.recordchina.co.jp/b898932-s39-c30-d0191.html