Web3ゲームDragomaが出口詐欺、被害総額は4億円超
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出口詐欺の事例
弱気相場の最中に、架空のプロジェクトで投資家を欺き、資金を持ち逃げする出口詐欺の事例が複数報告されている。

7月には、BNBChainベースのプロジェクト「Teddy Doge」の開発者に紐づくウォレットが、450万ドル相当のTEDDYトークンを売却。TEDDYは前日比99.9%急落した。PeckShieldによると、チームの開発者がTEDDYを別のアドレスに送付した後、TEDDY価格を吊り上げて売却したと見られている。

6月にはポリゴン上のプロジェクトであるPolywhale Financeでは、創業者が独自トークンを大量に売却した後にプロジェクトを畳むことを表明して非難を浴びた。Polywhale Financeは、市場の見通しが悪いことと競争の激化を理由に挙げていた。

相次ぐ詐欺の被害を抑制するべく、当局による取り締まりも強化しつつている。米司法省は6月末、「Baller Ape Club」NFTに関連したスキームを通して電信詐欺及び国際的なマネーロンダリングを行ったとして、運営者を起訴した。

同プロジェクトは、NFTの完売後、突如ウェブサイトやTwitterアカウントを削除しており、ラグプルの手口で投資家の資金を盗んだ容疑がかけられた。