15日、アメリカ・ロサンゼルスのコンビニの前にできた人だかり。近くの路上で暴走行為を繰り返していた人や、それを見ていた人たちです。

 次の瞬間、群衆が一気に店内へとなだれ込みました。押し入った男らは、手当たりしだいに商品を奪っていきます。

 店の奥に隠れていた店員に向かって、男がバナナを投げ付けます。

 やりたい放題の群衆は、レジカウンターを飛び越えると、棚にあったタバコを店内に放り投げました。

 カウンター内はもはや収拾がつかないほどの人でごった返し、中には、両腕いっぱいに商品を抱えた女性が乗り越えていく姿も映し出されています。

 現地警察:「まさに“フラッシュモブ”のような略奪だ」

 「フラッシュモブ」とは、SNSなどを通じて広く呼び掛けられた群衆が公共の場に集結し、あらかじめ申し合わせた行動を取るゲリラパフォーマンスの一種です。

 群衆はスナック菓子や飲み物の他、タバコや宝くじなどの商品を略奪し、足早に立ち去ったということです。

 警察は、商品を投げ付けた男の逮捕につながる情報には、日本円でおよそ680万円の賞金を出すと発表しています。

(「グッド!モーニング」2022年8月23日放送分より)

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000265854.html