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(apichon_tee/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

夏休みもまもなく終了。多くの子供たちが出された宿題に悪戦苦闘している最中ではないでしょうか?

そんな中、中国で「夏休みの宿題が盗まれた」と訴える8歳の少年が大きな話題になりました。日記や問題集などをほぼやり終えていたのに...と語る彼に、同情と怒りの声が続出しています。

■目を離した隙に盗まれたのはまさかの...
現地メディア『江蘇新聞』の報道によると、少年はこの夏母親が経営する店で店番をしながら、学校から出された宿題をやっていたのだそう。

ところが8月19日、少年が目を離した隙に自転車で通りがかった女性が彼のノートや参考書、そして宿題の山を盗んでいったとのこと。

窃盗の瞬間は店の監視カメラに捉えられており、後に映像がメディアによって公開されました。女性は堂々と店に入り、机の上に置いてあった本の山を丸ごと持って自転車のかごに乗せた後、その場を立ち去っています。

■宿題、全てやり直し
少年の母親はメディアの取材に対し「宿題を盗んだ女性は、廃品回収でお金をもらうために本やノートを盗んだのではないでしょうか」とコメント。

息子は2年生用の教科書、参考書のほか漢字の練習をしたノート、問題を解いた数学の問題集などが盗られとても悲しんでいると伝えました。

なお、盗まれてしまったとはいえ宿題は夏休み明けに提出しなければならないため、現在1からやりなおしているのだそう。

少年は「コツコツやってもうすべて終わるという所まで来ていた」と悲しそうに話しながら今のペースでは学校が始まるまでにすべての宿題を終えることは出来なさそうだと明かしています。

■批判の声が続々
この事件が公表されると、ネットからは「最近いきすぎた廃品回収をたまに見かける。人のものを盗んでまで金にしたいのか?」「もうすぐ終わるところだったのに酷い...」など、怒りの声が続出。

同時に「どうせ盗むならもうちょっと早く盗めよ!」「夏休みが終わる直前はキツイ」「今盗むんじゃねえもっと早くやれ」といった同情も多数寄せられています。

(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子)

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