北九州市教育委員会は28日、市立南小倉中学校(生徒数222人)で、教員の半数が新型コロナウイルスに感染したとして、同中を29~31日に学校閉鎖にすると発表した。クラスター(感染集団)が発生した可能性がある。

 市教委によると、24日に教員1人の感染が分かり、2学期の始業式があった26日、新たに3人の陽性を確認。その後も教員の感染が相次いで分かり、28日時点で全教員22人のうち、管理職を含む11人が自宅療養中という。このほかに2人が体調不良を訴えている。

 同中では22、24日に職員室で教員研修が行われていた。現時点で生徒への感染拡大は確認されておらず、学校閉鎖の期間中はオンライン授業などで対応する。
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