5日朝、北海道十勝地方の足寄町で、ツーリング中のオートバイが、飛び出してきたシカと衝突し、オートバイを運転していた60歳の男性がけがをしました。

 5日午前9時半頃、足寄町鷲府(わしっぷ)の国道242号線で、陸別町方向へ走っていたオートバイが、突然、左から飛び出してきたシカと衝突しました。
 対向車線を走っていた人が事故を目撃し、「バイクとシカの事故です」と消防に通報。
 消防と警察が現場に駆け付けましたが、オートバイは転倒していて、運転していた東京都東久留米市の60歳の男性は、肋骨や鎖骨を折る重傷を負いました。
 付近にシカの姿はすでになかったということです。
 男性は、ツーリング中で、現場は見通しのよい直線道路でした。
 警察は、道内はシカと車両の衝突事故が多く、特にオートバイは危険なので、走行する際は左右を注意してほしいと呼びかけています。

https://www.hbc.co.jp/news/b54dd20fe230e93a134cda3287b37e98.html