0001きつねうどん ★
2022/09/08(木) 19:29:16.52ID:CAP_USERhttps://static.tokyo-np.co.jp/image/article/size1/4/b/f/b/4bfb871ae387f586e8686358b586a9f5_1.jpg
6日、英首相辞任を前にロンドンの首相官邸前で演説するジョンソン氏=AP
「不祥事は起こしたが、ウクライナのために頑張った。トラス(首相)にはない強いカリスマもある」。首相官邸近くで6日、遠巻きに演説を見ていた慈善団体職員の男性(40)は、ジョンソン氏をこう評価した。
新型コロナウイルス下でのパーティー開催問題などにより、7月5日の世論調査では69%がジョンソン氏の首相辞任を要求。だが8月下旬の英紙タイムズの保守党員調査では続投を望む人が49%で、トラス首相を望む18%を大きく上回った。同紙は「保守党員は後悔に陥っている」と指摘する。
保守系テレグラフ紙は、元々ジャーナリストのジョンソン氏が執筆活動に戻るか、講演行脚を始めるとの見方を紹介。ウクライナ特使や北大西洋条約機構(NATO)事務総長へ転身する可能性もあるとし、特にNATOに関しては、米国が欧州連合(EU)より英国出身の指導者を望んでいるとの説を伝えた。
別の複数のメディアは、パーティー問題で議会の調査が続いており、結果次第では停職やリコールがあり得るため、その前に議員辞職したり選挙区をくら替えしたりするとの観測も報じている。
退任演説で引用した古代ローマの政治家の言葉から、政権復帰への意欲も取り沙汰される。ロンドン大キングス・カレッジのロッド・ダコーム准教授(政治学)は「トラス政権が次の総選挙で惨敗すれば、再びジョンソン氏が浮上する可能性はある」と話した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/200901/