韓国外交部が中国国家博物館の韓国史年表の修正について「いかなる歴史歪曲(わいきょく)動向に対しても明確な事実関係の確認に基づいて断固として対応している」と明らかにした。

北京にある中国国家博物館は先月から開かれている韓中修交30周年記念古代遺物展示会で、韓国史年表から高句麗と渤海を削除して、該当資料の出処を「韓国国立中央博物館」と表記した。展示を共同主催した国立中央博物館は中国側が韓国が提供した年表を任意に修正したとして謝罪を要求したと明らかにした。

韓国外交部は「歴史問題はわれわれ民族アイデンティティに関連した事案」としながら「この懸案に対して国立中央博物館側が中国側と疎通したと理解する。外交部次元でも必要な措置を取る予定」と付け加えた。

中国外交部の毛寧報道官は13日の定例会見で関連質問に対して「高句麗は学術領域で討論するべきで、政治化する必要がない」と答えた。

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