0001きつねうどん ★
2022/09/20(火) 09:11:31.67ID:CAP_USER先週、食中毒防止の啓発活動を行う「札幌キノコの会」の長谷和幸さんのキノコ採りに同行しました。札幌近郊の林ですが道路から数十メートル入ると白いキノコの大群生地。しかし…。
(札幌キノコの会 長谷和幸さん)
「これがドクツルタケです。殺しの天使というくらいの名前がついていて、これ1本で死に至る可能性が高いというキノコです」
間違って食べると、その毒で内臓の細胞が破壊されるという恐ろしいキノコです。「殺しの天使」の群生地には以前は食用とされてきたものの、いまは毒キノコと紹介される「ツルタケ」や「スギヒラタケ」も。
(長谷さん)
「キノコ自体、全体からわかっているのが、いわゆる遺伝子解析の中では、1割くらいしかわかっていないというのが現状」
およそ9割が名前もついていないよくわからないキノコだという最新の研究報告もあります。
毒キノコばかりの森の中にお宝キノコも隠れています。
(長谷さん)
「これはヒットです!ヤマブシタケです」
出汁がよく出てスープにぴったりの高級食材「ヤマブシタケ」です。
こちらは香り高い天然の「シイタケ」。欧米でキノコのクイーンと呼ばれる「タマゴタケ」も見つけました。
およそ4時間の散策で30種類のキノコが採れましたが、食用はわずか5種類だけでした。
(長谷さん)
「毒キノコと食用キノコが本当にすぐ近くに出ていることがよくある」
食中毒を防止するためにキノコ採りをする人もしない人も注意したい重要なポイントがありました。
(道食品衛生課 宮田奉奈専門員)
「道内では誤って毒キノコを食べてしまう食中毒が毎年のように発生していて、平成元年以降の患者数は350人に上る。知らないキノコは、『採らない、食べない、人にあげない』という3つのポイントを必ず徹底してほしい」
また、食用のキノコでも鮮度が落ちたり傷んだものは食中毒の危険があるので十分に注意が必要です。
9月19日(月)今日ドキッ!
https://www.hbc.co.jp/news/ebd995f43d47b53996a532a4bee6b5b9.html