家電大手シャープの公式Twitterが、「死ぬほど嫌いな家事教えて」と投稿すると、わずか1日で1万件以上のリプライが寄せられるなど大きな話題となっている。多くの人たちが「死ぬほど嫌っている家事」とはどんなものなのだろうか?

 10月18日、シャープは「なんとなく今後の参考にするので、死ぬほど嫌いな家事をおしえてください。私はアイロンです」とツイートし、続けて「洗濯物をたたむのもそうとう嫌い(洗って干すのは好き)」「捨てるか保管するかをいちいち決心する、という家事も嫌い」「ふとんカバーをかける家事も四隅がわからなくなるから嫌い」と具体例を挙げて意見を求めた。すると瞬く間にリプライが殺到し、現在では約1万5000件の嫌いな家事が寄せられているのだ。

 そのリプライを見てみると《ありとあらゆる排水口の掃除です》といった意見や《ミシンです。なんかずっと…たいして進化することなく取り残されてませんか…?》といった意見。《鏡の水垢を落とす作業が最も嫌です。いくらこすってもこすっても落ちないあの水垢はうんざりします。様々な器具を試しましたが根本的解決に至りませんでした》や《グラタン食べたあとの皿洗いです》など大小様々な嫌いな家事が寄せられている。

「シャープ公式は多くのリプライが寄せられたことを受けて『この嫌いを軽減するのに競合も業界もありません。パナソニックの人も日立の人も東芝の人もアイリスオーヤマの人もニトリの人もあと日用品や洗剤メーカーの人もスタートアップの人も見て、工夫して、商売してください』と呼びかけました。このTwitterは『シャープさん』の愛称で知られ、80万人以上のフォロワーを持つ大人気アカウントだけに、こうした投稿には絶賛の声が上がっています」(家電ライター)

 ちなみに、「シャープさん」が多くのリプライを見て死ぬほど嫌いな家事には、「A→今日しなくてもただちに死ぬわけでないことをやるのが嫌」「B→他人の尻拭い的に発生する作業を当たり前のようにやるのが嫌」「C→本質的にはしてもしなくてもいっしょなことをするのが嫌」の3タイプがあると分析している。読者諸兄姉はどのタイプに当てはまるだろうか。
    
(小林洋三)

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