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青山繁晴参院議員

自民党の議員グループ「日本の尊厳と国益を護る会」(代表・青山繁晴参院議員)は1日、国会内で総会を開き、海上自衛隊が6日に相模湾で開催する国際観艦式に韓国が参加することなどに関し、緊急声明を発表した。

声明は、ウクライナに侵攻したロシアの観艦式への招待を取り消したことに触れ、「安全保障上の問題を抱えたまま解決に何ら前進のない中国と韓国の招待がそのままとなっているのは遺憾だ」と主張した。

声明はその上で、中国が8月4日に日本の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイルを撃ち込んだことや、韓国海軍艦が平成30年12月に自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射した後、真相究明や謝罪が行われていないことを問題として列挙した。

「問題を解決することなく招待してしまうと、日本は『何をやっても不問に付す国』だという印象を国際社会に与えることになる」と指摘し、「非難し、警戒監視に全力を挙げるだけでなく、断固たる措置の発動を考えるべきだ」と訴えた。

中国海軍については、国際観艦式への艦艇の派遣を見送るとの連絡があったと防衛省が発表している。

https://www.sankei.com/article/20221102-H4A4B7OHR5MYBIDXUAOJRQX5ZE/