0001きつねうどん ★
2022/11/17(木) 12:19:59.30ID:k/MC2X5kAP通信の日本時間17日午前11時15分現在の集計によると、全議席が改選される下院選で、共和党は218議席、与党・民主党は211議席を固めた。改選前は、民主党が220議席で多数派を握り、共和党は212議席だった。
「ねじれ」状態となることで、予算案や法案は共和党の賛成がなければ成立しなくなる。バイデン政権の優先課題のうち、気候変動対策や銃規制など党派色の強い政策の停滞が予想される。共和党は財政規律を重視しており、インフレ(物価上昇)対応を巡っても、政権がバラマキ型の経済対策を打ち出すのは難しくなりそうだ。
連邦議員の新たな任期は来年1月に始まる。民主党のナンシー・ペロシ下院議長(82)は退任し、現在、共和党下院トップのケビン・マッカーシー院内総務(57)が下院議長に就任する見込みだ。
下院民主党はこれまで、昨年1月の米議会占拠事件を巡って特別調査委員会の設置を主導し、トランプ前大統領の責任を厳しく追及してきた。共和党が多数派を奪ったことで、同委は解散する見通しだ。共和党は代わりに、バイデン氏の次男の海外ビジネスを巡る疑惑を厳しく追及する構えだ。
上院選(定数100)は民主党が50議席を固め、上院議長を兼ねるハリス副大統領の票と合わせて事実上の多数派を確保した。民主党が、政府高官の人事や条約の承認権を持つ上院の主導権を維持し、下院でも大敗を回避したことで、政権への打撃は限定的とみられる。
バイデン大統領は16日、共和党に祝意を示す声明を発表し、「下院共和党と協力し、働く家族のために結果を出す用意がある」と述べ、超党派の合意を重視する考えを示した。
米メディアの事前予測では、下院は共和党が圧倒的有利と報じられていたが、実際は僅差の争いとなった。郵便投票が多く、開票作業が遅いカリフォルニア州などでの集計結果を待つ状態が続いていた。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221117-OYT1T50093/