立憲民主党は17日、政府が経済対策の裏付けとして8日に閣議決定した今年度第2次補正予算案について、反対する方向で調整することを決めた。この日開いた党の会議で、長妻昭政調会長に「反対の方向」で一任することにした。

 会議後、長妻氏は「(政府の)業界に金を入れて国民に届ける発想では、中抜きされて恩恵が少ない。野党全体で組み替え動議を提出したい」と記者団に語った。

 補正予算案は、エネルギー価格の負担軽減策などを盛り込んだ一般会計歳出約28兆9千億円。与野党は17日、週明けの21日に国会で審議入りすることで合意した。(神沢和敬)

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