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古市憲寿氏

 社会学者の古市憲寿氏が20日、日本テレビ系「真相報道 バンキシャ!」に出演。生放送で他局のコメンテーターを〝イジる〟一幕があった。

〝第8波〟に入ったとされるコロナの感染拡大について、見解を聞かれた古市氏は「感染対策って、永遠には続けられないわけじゃないですか。コロナが撲滅できない以上は、コロナと折り合いをつけるしかない。それでも個々人が気を付けて、コロナと向き合っていけばいいのかなと思います。特に中国と日本だけが、世界の中でまだまだコロナに対して敏感になりすぎてるというか、国が取り残されないか?という心配はあります」とコメント。

 MCの桝太一アナが「ここで何を学んできたか?というのの見せどころかもしれませんね」と応じると「やっぱりこの3年間の検証って必要だと思って。例えば僕も含めてメディアが合っていること、間違っていること、結構言ったなと思うんです」と言及した。

 その上で機能停止となった接触確認アプリ「COCOA」を自身も当初は推奨していたと告白。「でも、結局はスマホのバッテリーを使うだけのあまり役立たないアプリだった。間違いってたくさんあると思うので、それぞれの人がいいとか悪いとかじゃなくて、どんなことが間違ってて何が正しかったのか?っていうのを、きちんと後世のために検証することは必要かなと思います」と訴えた。

 枡アナは「責任を追及するということではなく、同じことを繰り返さないためという意味での検証ですね」とうなずいたが、ここで古市氏は「僕、だから(テレ朝系)『モーニングショー』の玉川(徹)さんとか怒るつもりまったくないんで、振り返って正しかったかどうかというのは調べる必要があると思います」と唐突に物申した。

 さすがにこれには枡アナも「急に他局の話が始まる…」と苦笑するしかなかった。

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