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テイラー主審に猛抗議をするソン・フンミン(7番)ら韓国イレブン。(C)Getty Images

 韓国代表は現地時間11月28日、カタール・ワールドカップのグループステージ(H組)第2節でガーナ代表と対戦。2-3で敗れた。

 前半に2点ビハインドを負った韓国は、後半にチョ・ギュソンの2ゴールで追いついたものの、68分に3失点目を奪われ、痛恨の黒星を喫した。

 最後に韓国がCKを得るも、試合を終わらせたアンソニー・テイラー主審にパウロ・バント監督が猛抗議。レッドカードを出され、決勝ト―ナメント進出を懸けた母国ポルトガルとの大一番で指揮が執れなくなってしまった。

 ガーナの先制ゴール時のハンドが認められなかったこともあり、怒りが収まらないのは韓国のメディアだ。『MK SPORTS』は「悪者テイラー。結局避けられなかったべントの退場」と題した記事を掲載。次のように報じた。

「憂慮していたアンソニー・テイラー審判のひどいレフェリングが、また悪い評判を得た。理解できない瞬間だった。アディショナルタイムの間に試合が遅れた状況があり、少なくとも最後の攻撃機会(CL)は与えるべきだ。これまでのワールドカップの試合を見ても、アディショナルタイム内に遅延した状況が生じれば、その時間だけさらに追加された」

 記事は「しかし、テイラー審判はそのまま試合終了のホイッスルを吹いた。選手たちはもちろん、ベント監督さえ理解できないと強く抗議した。問題はこの過程でテイラー審判がベント監督にレッドカードを出したことだ。ひどい判定の連続だった」と続けている。

 また『SPOTV NWES』は世界中のファンから「テイラーが世界に知られて嬉しい」「テイラーが試合よりも自分をさらに大きくした」「テイラーにもう主審をやらせるな」といった声があがっていると伝えている。

 テイラー主審は3年前のプレミアリーグで韓国のエース、ソン・フンミンを退場させた経験があり、韓国ではそのレフェリングが疑問視されていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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