2022年12月10日 19時42分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221210/k10013919431000.html

立憲民主党と日本維新の会の党首会談が行われ、旧統一教会の問題を受けた被害者救済を図るための法律を、両党の連携によって与党との修正協議のうえで成立させるなど、一定の成果が得られたとして、来年の通常国会でも連携の継続を検討することで一致しました。

臨時国会の会期末に合わせて、立憲民主党の泉代表と日本維新の会の馬場代表は国会内で会談し、両党の幹事長らも同席しました。

今回の国会にあたって、両党が、国会対応などで連携していく方針を確認したことについて、10日の会談では、旧統一教会の問題を受けた被害者救済を図るための新たな法律を、与野党の修正協議のうえで成立させるなど、一定の成果が得られたことを確認しました。

そのうえで、来年の通常国会でも連携を継続できないか検討することで一致しました。

泉代表は、記者団に対し「与野党で議席差がある中で、野党第一党の役割は野党の力の最大化にあり、日本維新の会とさまざまな項目で政策合意を得て取り組むことができたことは大きかった」と述べました。

また、馬場代表は、記者会見で「野党も入れて新法の修正協議を行ったことは永田町の常識では異例のことだ。協調できる部分では野党としてまとまって向かっていくことが定着すればいい」と述べました。