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ウクライナで大活躍、ピックアップ・トラックは兵器なのか [きつねうどん★]
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2022/12/13(火) 19:09:45.23ID:SALpHamY
https://2019.images.forbesjapan.media/articles/52000/52757/photos/410x615/52757f3deb7b5ede6defe9f463580ea794adb.jpg
リビア・ミスラタ 、2011年9月。NATO軍は新型の装備を、リビア反乱軍は支援国から提供された技術を何でも活用した紛争だった。トヨタブランドの車両は、特に旧式のピックアップトラックが積極的に使用された(Photo by John Cantlie/Getty Images)

ロシアによるウクライナ侵攻で、改めて注目された兵器の一つがドローン(無人航空機)だ。軍事装備で劣るウクライナ軍は、トルコ製の攻撃ドローン「バイラクタルTB2」を活用。ロシアの地上部隊に大きな被害を与えている。12月に入り、ウクライナ軍のドローンがロシアの空軍基地を攻撃。ロシアメディアなどによれば、旧ソ連製のドローン「ツポレフTu-143」の可能性があるという。

小型のドローンで使われる部品はほとんどが民生品だ。2013年ごろにしばしば、韓国で発見された北朝鮮のドローンも日本や米国、中国、チェコなど少なくとも6カ国の製品を使っていた。近年、姿勢制御センサーやGPSなどの装備が小型化、高性能化したことで、各国で開発競争が激しくなっている。防衛省関係者は「ドローンは既存の戦闘機に比べ、圧倒的に安い。空軍力がない国でも、ドローンを使えば航空作戦が可能になる」と語る。ウクライナ軍もドローンを活用し、散々ロシア軍を苦しめている。日本の製品では、静粛性の高いエンジンや、高性能の一眼レフカメラなどが、ドローンのパーツとして人気が高いという。

そんななか、日本エネルギー経済研究所の黒木昭弘参与が今年9月、自身のフェイスブックに興味深い写真2枚を投稿した。1枚は、ウクライナ第15海兵旅団のSNSの画像。もう1枚はウクライナの軍支援基金「Come Back Alive」の写真だった。15海兵旅団のSNS画像には、道路に整然と並べられた三菱製のピックアップ・トラック15台が映っていた。Come Back Aliveの写真には、この団体が9月にウクライナ軍に贈ったという三菱製ピックアップ・トラック200台がずらりと並んでいた。黒木氏によれば、バルト3国がピックアップ・トラックに対空火器を積んでウクライナに輸出しているという情報があるほか、ドイツや米国が発表したウクライナ支援リストにトヨタや三菱のピックアップ・トラックが載っている。

Come Back Aliveのホームページをみると、ピックアップ・トラックを、MANPADS(携帯式地対空ミサイル)を装備した部隊や、ATGM(対戦車誘導ミサイル)を備えた部隊にそれぞれ提供しているという。ホームページには、荷台で携帯式の砲を構える兵士の写真も写っている。

ピックアップ・トラックやランドクルーザーは、1970年代くらいから中東やアフリカなどで、「テクニカル」と呼ばれる即席の戦闘車両になって使われてきた。1987年に起きたアフリカ・チャドの内戦では、チャド政府軍が荷台に機関砲などを備えたトヨタ製ビックアップ・トラックを投入。リビアから支援された旧ソ連製戦車を使った反政府軍を打ち破り、「Toyota War」と呼ばれた。

黒木氏によれば、かつてアフガニスタンで、イスラム主義勢力タリバンと対決していた民兵の間で、二の腕にメープル・リーフ(カエデの葉)の入れ墨をすることが流行していた。民兵と協力関係にあった米軍特殊部隊が不思議に思って尋ねると、「メープル・リーフは強さの象徴だ」という返事が返ってきた。当時、民兵たちも「テクニカル」を使っていたが、粗悪品が多かった。そのなかで、「メープル・リーフ」のマークがある「テクニカル」は、故障もなく非常に頑健な車体で高く評価されていたからだという。なぜ、「メープル・リーフ」マークだったのか。当時、トヨタの海外生産工場がカナダにあり、そこで生産された車体にはこのマークがつけられていたという。
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2022/12/13(火) 19:09:54.37ID:SALpHamY
ただ、日本がウクライナにピックアップ・トラックを支援することは容易ではない。政府の途上国援助(ODA)の指針となる「開発協力大綱」は、非軍事の分野に限って他国軍への支援を認めているからだ。また、日本政府は今年3月、防弾チョッキやヘルメットをウクライナに支援した。日本には、防衛装備移転三原則があるため、殺傷能力がある兵器を支援できない。支援では、開発途上にある国などに、自衛隊の装備品を譲与したり、安く譲渡したりできる自衛隊法116条の3を根拠にした。でも、そもそも自衛隊の中古品に限られるため、ピックアップ・トラックを提供することは難しいだろう。政府は来年の通常国会中に、開発協力大綱の改定を行い、ODAの例外扱いを認める方針で調整を始めているという。

日本は武器輸出がほとんどできないため、防衛産業にとって「お客様は自衛隊だけ」という状態が続いてきた。儲けにならないため、防衛分野から撤退する企業も後を絶たない。そんななか、ドローンといい、ピックアップ・トラックといい、「事実上の兵器」として活躍しているものもある。黒木氏は「デュアル・ユース(軍民両用製品)がこれだけ増えてしまっては、武器輸出だとしてすべてに規制をかけることはほぼ不可能に近い。根本的に新しい枠組みが必要なのではないか」と語った。

https://forbesjapan.com/articles/detail/52757
0003Ψ
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2022/12/13(火) 19:15:51.92ID:BxiwjgWk
法改正して
どんどん輸出しましょう。
0004Ψ
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2022/12/13(火) 19:30:27.33ID:FpU5vQcu
国が輸出しなくてもロシア人の中古車ブローカーが勝手に日本の中古かき集めていくよ
中古がなければ盗んででも数揃えるし
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2022/12/13(火) 21:09:04.12ID:8pvrzQRU
ウクライナ復興のためにピックアップトラック、軽トラ、建設重機を送ろう。
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2022/12/14(水) 00:57:17.09ID:mDx5mTNr
トヨタが倍の値段で自衛隊に一台売る度にウクライナに一台寄付すればいんじゃね?
buy one get Ukraine free
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