競合他社の営業秘密を不正に持ち出した罪などに問われている「かっぱ寿司」の運営会社「カッパ・クリエイト」の前社長の初公判が22日、東京地裁で開かれ、前社長は起訴内容を認めました。

「かっぱ寿司」の運営会社「カッパ・クリエイト」の前社長、田辺公己被告(46)は、不正競争防止法違反の罪に問われています。

22日、東京地裁で開かれた初公判で、田辺被告は、裁判官から起訴された内容に間違いがないか問われると、「ありません」と起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、田辺被告は、おととし10月末まで「はま寿司」の親会社、「ゼンショーホールディングス」に在籍し、「はま寿司」の営業秘密にあたる仕入れ価格などのデータを不正に持ち出した罪などに問われています。

事件をめぐっては、法人としての「カッパ・クリエイト」も起訴されています。

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