今年12月、大阪府豊中市の路上で「何者かに刺された」と通報した50歳の男性が、「通報はウソで自分で刺した」と話していることがわかりました。

 12月20日の未明、豊中市の住宅街で会社員の50歳の男性から「後ろから近付いてきた人に刺された」と警察に通報がありました。男性は右腰の後ろあたりに刃物が刺さった状態で倒れていて、その後、病院に搬送されました。

 警察は何者かが男性を刺して逃げた殺人未遂事件として捜査していましたが、12月26日に男性が警察の調べに応じて「通報はウソで自分で刺した」「自殺に思われないよう背中を刺した」などと説明したということです。

 男性は現在も病院で治療を受けていますが、警察は今後、虚偽の通報をした疑いなどで男性を書類送検する方針です。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20221227/GE00047537.shtml