2023年1月18日 12時41   NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230118/k10013952991000.html

立憲民主党と日本維新の会は、来週召集される通常国会で連携して対応することで合意しました。また、防衛費の増額に伴う政府の増税方針には強く反対し、撤回を求めていくことで一致しました。

来週23日に通常国会が召集されるのを前に、立憲民主党の泉代表と日本維新の会の馬場代表は、国会での対応をめぐって会談しました。

そして、去年の臨時国会に続いて、通常国会でも連携して対応することで合意しました。

また、防衛費の増額に伴う政府の増税方針には強く反対し、撤回を求めていくことで一致し、共同の作業チームを設けて行財政改革などを検討し、財源を捻出する具体案を示すことになりました。

一方、会談では憲法や安全保障、エネルギーなど国の基本政策に関わるテーマについても、両党の考え方の違いを前提に意見交換を進めていくことを確認しました。

会談のあと、泉氏は「国民の声を聞こうとしない政権運営になりかねない中で、野党が力を合わせて与党の修正を促すのは極めて重要だ。ほかの政党にも理解を求め、できるかぎり大きな戦線にしていきたい」と述べました。

また、馬場氏は「与党と野党が常に緊張感を持って政治をやっていくという、われわれが目指す国会のあるべき姿に一歩近づく合意だ」と述べました。