0001きつねうどん ★
2023/01/23(月) 07:23:08.29ID:8PR5oaXP韓国ではペットは「伴侶動物」が広く認知されており、少子化高齢化が加速する韓国においてその存在感が増しているのだ。
そうした中、韓国の政治家たちもまた「伴侶動物」をアピールするような言動も見られるようになってきたが、ここへきて動物好きとして知られる文在寅前大統領をめぐって“騒動”が勃発している。
一体何が起きているのかーー。
韓国の「政治家」と「ペット」の事情
現大統領の尹錫悦(ユン・ソギョル)氏は、夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏と共に「部類の動物好き」として知られている。夫妻には子どもがいないものの、5匹の犬と5匹の猫を育てている。
これらはすべて保護犬、保護猫であるが、さらに今回、盲導犬として務めを果たし引退したメスのゴールデンレトリバーの「セロム」を新たな家族として迎え入れることが明らかとなった。
尹氏の政治手腕や、妻である金建希氏の一挙一動をめぐって度々物議が起こっているものの、動物に対する深い愛情に対する夫妻の逸話は好意的な目で見られているといえる。
文在寅が「困難だ」と…
そんな尹氏の動物たちに対する微笑ましいエピソードやペットブームとは対照的に先日、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の犬の処遇がひっそり報じられていた。
文氏自身も前述の尹氏と同様に「動物好き」を公言していて、大統領在任中にも大統領府で自身の犬や猫を飼っていたことでも知られる。
退任後の生活の様子をアップしたSNSには度々、飼い犬や猫の姿も見ることができる。
そんな文在寅氏が在任中の2018年9月に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長から南北首脳会談を記念して2匹豊山(プンサン)犬が文氏に贈られたのであった。この豊山犬は北朝鮮では天然記念物にも指定されていて猟犬としても知られている。
しかし、その文氏が昨年秋に突如として、「これ以上、私的に豊山犬を飼うことは困難だ」と訴えた上に、「困難」という理由が「現政権が豊山犬の飼育に対する十分な管理経費を支給していない」というものであった。
韓国で「文在寅批判」の声が続々と
金銭絡みの何ともセコい話にも思えてしまう文在寅氏の主張であるが、現実としては、積極的に進めてきた北朝鮮との融和政策を尹政権が否定するかのように一転させて強硬姿勢に転じていること、また、文氏やその周辺のスキャンダルの捜査を進めていることに対する文氏の反発とも言われている。
結局2匹は慶北大学付属の動物病院に移送され、健康診断を受けた後に光州市の動物園に引き渡されたという。
これに対して、国民からは「こんなにも無責任に手放していいのか」、「飼育できないといいながらもとから飼っている動物はそのままとは矛盾している」、「動物を政治の道具にすべきではない」といった批判の声が上がっていた。
そんな批判の声もどこ吹く風であるかのように、文在寅氏の2023年の新年の投稿では初日の出を背景に愛犬と共に文氏夫妻の姿がアップされたのであった。
いかなる事情があるにせよ「動物好き」と言いながら簡単に犬を手放したことは心象として非常に悪い上、何事もなかったのように平然と動物との写真を載せるところにも文氏の「パフォーマンス魂」を感じてしまうのである。
つづき
https://gendai.media/articles/-/104415