台湾人観光客が日本のラーメン店に低評価を付けた騒動が、中国でも大きな注目を集めている。

複数の台湾メディアが24日に報じたところによると、台湾人観光客一行が先日、
福岡県福岡市のラーメン店を訪れたところ、「20歳未満の入店はお断り」との理由で3歳の子どもが入店できなかった。
当時は雨が降っており、店内にほかの客はいなかったという。

仕方なく大人6人のうち、まず男性3人が3杯のラーメンを注文して食べ、
女性3人は外で子どもの面倒を見た。男性陣が半分を食べたところで交代し、
女性3人が男性の残した半分を食べようとしたところ、女性の店員から大声で注意されたため、食事をやめて店を後にしたとのこと。
台湾人観光客はその後、グーグルマップ上で同店に「星1」の低評価を付け、
「融通を利かせてくれない」などと不満をつづった。

この情報が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で紹介されると注目を集め、
「なぜ20歳未満の入店はお断りなんだ?アダルトショップか?」
「中国には子どもが入ってはいけない飲食店など存在しない」
「私なら子どもの入店を断っていると聞いた時点で別の店を探す」
「寒い雨の日に子どもを入れてあげないとか、店側がひどすぎる」
「日本の店は人間味がない。子どもを入店させる、シェアして食べるという客側の要望は決して過剰ではない。
死んでもルール至上の頭の固い日本社会」といった声が寄せられた。

また、「日本にはチェーン店を除いて店独自のルールを定めているところが多い。
特に日本語が分からない相手に店側は辛抱強く説明したりしない。
ルールを守らなければ白い目で見られる。ただし、白人は除く」といった声や、
「もし中国なら先に女性陣に食べさせる。他人はどうか知らないが、俺なら嫁が先だ」
「台湾における女性の地位が低いことがよく分かった」「台湾人は1人1杯注文できないほど貧乏なのか」との声も。

このほか、一部の台湾ネットユーザーがグーグルマップ上で同店に対して
「台湾人が迷惑をかけた」と謝罪のコメントを書き込んでいることについて、
「謝罪ってなんだよ」
「これで謝罪する人がいるなんて驚きだ」「『日本のお兄様、申し訳ありませんでした』ってか?」との声がある一方で、少数ながら「店に入るならそこのルールに従うべき」との声も見られた。(翻訳・編集/北田)

https://www.recordchina.co.jp/b908182-s25-c30-d0052.html