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政府が防衛費を増やすための財源に復興特別所得税を、事実上、転用する方針を示しているのに対し、立憲民主党の安住国対委員長は「やってはいけない禁じ手で、やるのなら信を問うべき」と厳しく批判しました。

立憲民主党 安住淳国対委員長
「復興特別所得税というのはちょっと個人的なことを言うと、私が財務大臣で作った法律で、全国で働いて所得税を納めておられる方に25年間復興のためにお願いをして作った。なんでそれが知らない間に防衛増税に転用されるんだと。これはやっぱり、やってはいけない禁じ手だと思いますよ。言ってみれば、ごまかしですよね。そういうことは絶対許されないから。やるんだったら、やっぱりいったん国民の皆さんに信を問うて、是か非かを問わなきゃいけない」

立憲民主党の安住国対委員長は復興特別所得税について、東日本大震災を受けて自身が財務大臣時代に「復興のためにお願いして作った」と経緯を説明。政府が防衛費の財源に転用する方針については「禁じ手」と厳しく批判し、実際にやるのであれば、衆議院を解散して国民に信を問うべきだと主張しました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/293255