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衆院予算委員会で質問する立憲民主党の西村智奈美代表代行=1日午前、衆院第1委員室(春名中撮影)

立憲民主党の西村智奈美前幹事長は1日の衆院予算委員会で、同性婚の合法化や選択的夫婦別姓制度導入を巡る岸田文雄首相の姿勢を批判した。「逃げ続けるのは卑怯(ひきょう)だ。反対なら反対だとはっきり言っていただけませんか。『検討が必要だ』とか、『国民の間にさまざまな意見がある』とかを理由に逃げるのは、政治家としていかがかと思う」と述べた。

その上で西村氏は「(米国の)トランプ前大統領、(ロシアの)プーチン大統領は、政治家として政策は全く相いれないが、二人は少なくとも『反対だ』と言っている点だけは、首相よりもましだ」と訴えた。

これに対し首相は「政治家として考え方、判断を明らかにすることは大事なことだが、テーマによって、使い分けなければならない」と指摘し、「価値観や心に関わる問題については丁寧さは必要であると思っている」と述べた。

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