3日午後、札幌市中央区のステーキ店で、ステーキなどを無銭飲食したとして、35歳の男が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の35歳の男です。

 この男は3日午後2時ごろから30分ほどの間に、札幌市中央区のステーキのチェーン店で、料金を支払う意思も能力もなかったのに、飲食した疑いが持たれています。

 警察によりますと、男は1人で店を訪れていて、ランチのステーキ450グラムと大盛ライス、コーラ2杯(料金計3060円)を注文、飲食していました。

 しかし、会計時に「金がない」と言ったため、店長が「客から金がないと言われた」と通報、駆け付けた警察官がその場で男を逮捕しました。

 35歳の無職の男は、所持金がなく、取り調べに対して「金がなく、ステーキを食べたことに間違いない。捕まる覚悟だった」などと話し、容疑を認めているということです。
 男は、各地を転々とする生活を続けていたとみられ、警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d86b46d55541d8cd45218a1167a1ecb2b682edd