3年前に解散した社民党福井県連が再結成されることになり、党員らによる再結成大会が5日、福井市内で開かれました。
 社民党県連は3年前、前回の衆議院選挙などをにらみ立憲民主党県連と合流する形で解散していました。5日に開かれた大会には党員ら約30人が出席し、代表には元越前市議の山崎隆敏氏が就任する予定などが報告されました。近く選挙管理委員会に党設立の届け出を提出するということです。
 山崎氏は再結成の理由について岸田政権の安全保障の見直しや原発の活用に舵を切った原子力政策に「異議を唱えたかったため」と説明しました。また、去年の参議院選挙で県内の社民党票がその前の参院選より上積みされたことも再結成に動いた動機の一つということです。
 現在のところ選挙での候補者の擁立や推薦の予定はありませんが野党との連携は考えたいとしています。

https://www.fnn.jp/articles/FTB/481618