0001きつねうどん ★
2023/02/06(月) 17:22:03.87ID:vErxo2O2大手のくら寿司は3月上旬にも、再発防止策として人工知能(AI)カメラを使った新システムを全店舗に導入することを決めた。既に店舗に設置しているカメラのソフトを改修し、すし皿のカバーの不審な開閉を即座に検知する。
AIカメラはレーンの上部に取り付けられ、カバーの開閉から各テーブルで取られた皿の数を本部で集約している。コロナ禍を受けた非接触型サービスの一環として、2021年末までに全店で導入した。
新しいシステムでは、カバーが2度開閉するなど、不自然な動きも把握できるようにする。本部は迷惑行為の可能性があると判断すると店舗に連絡し、従業員が客に声をかけたり、警察に通報したりといった対応を想定している。
くら寿司では1月、客が一度取ったすしをレーンに戻す動画がネット上で拡散し、警察に相談している。
同業他社でも、対策を取る動きが広がる。
業界最大手の「スシロー」は今月3日から、全店舗で注文された商品以外の提供を取りやめた。テーブルとレーンの間の一部にはアクリル板の設置も進めている。スシローでは、客がレーン上のすしに唾液をつけるなどする様子を映した動画が拡散した。自分が頼んだ商品以外には触れにくくするといった効果を期待する。担当者は「レーンに自由に手を伸ばす楽しみが減ってしまうのが残念だが、安心安全のために判断した」と説明する。
「はま寿司」は、レーン上にカメラやセンサーを設置する検討を始めた。現時点で迷惑動画が確認されていない「かっぱ寿司」は、従業員による巡回や防犯カメラの確認を強化している。
「抜本策が必要」 回転ずし評論家の米川伸生さんは「回転ずしは客との信頼関係で成り立ってきた業態だが、抜本的な迷惑行為防止策を取らないと本格的な客離れが起こりかねない」と指摘する。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230206-OYT1T50137/