アメリカが撃墜した中国の気球を「偵察用」と主張していることについて、中国外務省は「アメリカの世論戦の一環ではないか」と主張しました。

 中国外務省・毛寧報道官:「(偵察気球というのは)アメリカ側の世論戦の一部ではないだろうか?誰が世界最大のスパイ国家なのか?国際社会はよく見ている」

 中国外務省は9日、アフリカ南部のナミビアでアメリカの無人艇が発見されたことなどを挙げ、「アメリカこそ世界最大のスパイ国家だ」と主張しました。

 そのうえで、中国の気球を偵察用だと主張するのは「世論戦の一環ではないか」と推測しています。

 また、日本が以前に見つかった気球の分析を進めていることについては「客観的で公正な立場を維持すべきで、アメリカに追随してあおり立てるべきではない」と批判しています。

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