立憲民主党の野田元首相は、13日、2023年の春闘について「物価高を超える賃金の上昇にはならないと思う」との見解を示した。

立憲民主党の野田元首相は、13日、都内で行われた講演会で、「日本も値上げせざるを得なくなり、インフレ傾向が出てきた」と指摘した上で、2023年の春闘について「物価高を超える賃金の上昇にはならないと思う」との考えを示した。

さらに日銀総裁の交代について「新しい体制になって、国民が『効果がないかもしれない』と思い始めた4月の統一地方選挙がどうなるか。私は野党にとって岸田政権に対してノーだと言えるチャンスになってくると思う」と述べた。

一方、立憲民主党については「国民政党を目指すならば、日本維新の会とちゃんと付き合い、国民民主党とも、よりを戻す。さらに穏健な自民党の支持層を取り込んではじめて無党派が注目する政党になると思う」と指摘した。

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