0001きつねうどん ★
2023/02/14(火) 12:19:14.85ID:toSgV6Mx登壇者の議論に耳を傾ける参加者=12日、タイムホール
[考 南西「有事」]
「沖縄・台湾対話シンポジウム」の会場になったタイムスホールは12日、満席に近い約330人で埋まった。「台湾有事の可能性は高い」という警告に「えー」とどよめき、「台湾と協力して新しい選択肢をつくっていきたい」という意見に拍手を送った。(17日付本紙で詳報))
客席には保守の西銘県政で副知事を務めた宮城宏光さん(90)がいた。沖縄戦当時12歳。国頭村の山中を逃げ惑った。政府がシェルター整備を検討する現在の状況に、「また防空壕を掘らせようとしている。切羽詰まった戦前に非常に似ている」と危機感を募らせる。
「戦争は絶対に駄目。真っ先に沖縄がやられる。これこそ沖縄全体で取り組むべき課題だ」と指摘。「知事が、県民が、具体的にどう行動すればいいかを語るシンポジウムを聴きたい」と今後に期待した。
高齢層が目立つ中、名護市で交流スペースを運営する具志堅秀明さん(29)の姿も。「台湾有事という言葉をよく聞くが、怖いというより軍拡の根拠にされることに危機感を感じている。自分の考えを深掘りしようと思って来た」という。
来月開くイベントでは台湾有事についてのトークも予定している。「きょうも知らなかったことがあった。安保3文書も読んでみたい」と語った。
会場のほかオンラインでも約400人が視聴した。
(編集委員・阿部岳)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1103433