2月15日、金沢市内の飲食店でアニサキスによる食中毒が発生し、金沢市保健所はこの店を1日の営業停止処分としました。

 2月15日、野々市市内の医療機関から50代男性の胃からアニサキスを摘出したと金沢市保健所に報告がありました。

 男性は2月14日夜に金沢市堀川町の飲食店「七福」で生サバのたたきを食べたほかは、加熱処理などをしていない魚介類を食べていなかったことから、市はこの店を原因とする食中毒と断定しました。

 男性は腹痛を訴えていましたが、現在は回復しているということです。

 市はこの店に1日の営業停止を命じるとともに、調理する際には目視で確認してアニサキスを除去するなど魚介類の取り扱いについて改善を指示したということです。

 県内でアニサキスによる食中毒が発生するのは今年初めてです。

https://www.ishikawa-tv.com/news/itc/00257943