2/18(土) 11:25   デイリー
https://news.yahoo.co.jp/articles/444921587c7990d0ead40b8e273d75a128e29b92

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が16日、に自身のツイッターに連続投稿し、靖国参拝についての持論を掲載した。

 橋下氏は2月8日に出版され、話題となっている「安倍晋三 回顧録」を読んだことを伝え「安倍さんですら首相在任中一回の参拝で精一杯。二回目は無理だったと。これが現実。」とした。「首相や天皇が靖国参拝もできない国が、いざというときに自衛隊員や国民の命を犠牲にする指揮命令などしてはいけない。」と指摘した。

 さらに、参拝している他の政治家に対しては「首相の立場ではない気楽な身分で靖国参拝して自己満足している」などと厳しくコメント。「政治家たち、もうそろそろ首相や天皇が靖国参拝できるような環境を命をかけて作れ。」と呼びかけた。「防衛力の強化は予算増額だけでなく兵士、自衛隊員への国民の心も決定的に重要だ。」と自衛隊員の心理に配慮した。

 「首相や天皇が靖国参拝できる環境」のためには「戦争指導者を祀る施設と兵士のそれを分けることが必要不可欠だ。」とコメント。具体的に「A級戦犯」とは記述しなかったが、「分祀」の必要性を説いた。

 「宗教上の分祀か否かに踏み込まなくていい。首相や天皇は戦争指導者に参拝しないというメッセージで必要にして十分。兵士のみにしっかり参拝。」と“スタンス”を示すことが必要だと説明。「今の靖国では高市さんが首相になっても参拝はできない。」と参拝を欠かさない高市早苗氏の名を例に挙げて指摘した。