0001きつねうどん ★
2023/03/01(水) 19:44:22.16ID:WPo0XM5W参院予算委で岸田文雄首相の答弁に挙手をする立憲民主党の辻元清美氏（右）＝１日午前、参院第１委員会室（矢島康弘撮影）
１日の参院予算委員会では、岸田文雄首相と立憲民主党などの野党が激しい攻防を展開した。立民は杉尾秀哉氏や辻元清美氏ら挑発的な質問がたくみな議員を起用し、首相に揺さぶりをかけたが、首相は政府の立場を淡々と説明し、かえって立民の攻め手不足が浮き彫りとなった。
「首相は（性的少数者の）ＬＧＢＴや同性婚にぬぐいがたい差別があるんじゃないのか」
立民のトップバッターとして質疑に立った杉尾氏は、衆院予算委で同性婚の法制化に慎重な答弁を繰り返してきた首相に、こう投げかけた。
リベラルの論客が数多く名を連ねる参院立民の中でも、杉尾氏はとりわけ攻撃的な質問で知られる。ＬＧＢＴに対する差別的な発言で首相秘書官が更迭されたことも踏まえ、首相に攻勢をかけたが、首相は「私は差別という感覚を持っているとは思っていない。（ＬＧＢＴや同性婚の）議論も反対だとは一度も言っていない」と答えた。
杉尾氏の質問は、首相が反撃能力（敵基地攻撃能力）の保有を決断した経緯にも及んだ。首相は令和２年の党総裁選で敗れ、政府や党の役職を離れた無役時代に防衛力の強化を訴えている。
杉尾氏はこのことを「総裁選で勝つため、自民党安倍派（清和政策研究会）の支持を得るためではないのか」と迫った。首相は「（ミサイル）発射の技術はこの数年格段に向上した。現実的に考えなければいけない。間違っても総裁選に勝つため、思ってもみなかったことをいうことはないとはっきり申し上げたい」と切り返した。
立民が力攻めを仕掛けているのは、閣僚や首相周辺にスキャンダルがなく、攻め手を欠いている表れだ。官邸幹部は予算審議が順調に進んでいる理由について「立民がスキャンダル追及路線ではないからだ」と余裕の表情で語った。（永原慎吾）
https://www.sankei.com/article/20230301-V5R2PJCQMVPEFMXEYDY5JCLQPA/
