3/7(火) 18:01    東スポWEB
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キャスターの辛坊治郎氏(66)が7日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送のラジオ番組「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」で、総務省の内部文書で揺れる高市早苗経済安全保障担当相について言及した。

【写真】安倍前総理を乗せた霊柩車に向かって手を合わせる高市早苗氏

 立憲民主党の小西洋之参院議員が公表した、放送法の「政治的公平」に関する文書について、松本剛明総務相は7日、すべて総務省の「行政文書」であると認めた。

 当時総務相だった高市氏は、この文書を「捏造だ」と断言。自身に関する記述が事実なら議員辞職する意向を示していた。

 高市氏は7日、「文書は不正確だと確信を持っている」と強調。文書は捏造との認識に変わりはないとし、閣僚辞任や議員辞職を迫るのであれば、小西氏に立証責任があるとの考えを示した。

 辛坊氏は「本物の文書は、総務省が本物だと認めない限りは永遠に水かけ論で終わるわけです。おそらく高市さんとしては若干、タカくくっていたところがあって『本物なら辞める』みたいなところまで言ったけれども、本物だということが証明されるということはないだろうと踏んでただろうと思う」と指摘した。

 だが今回は、すべて総務省の行政文書であることを松本総務相が認めてしまった。

 辛坊氏は「こっから先、高市さんの答弁としては『文章は本物。だけど中身に関しては、私はそんなことは言ってない』と。だとすると、かなり問題なのは、当時大臣だった高市さんが言ってもいないことが内部文書で作成されて、それが省庁でみんなで共有してたっていうことは、それって問題じゃないの?」と疑問を呈した。