(広島県のニュース)

かんきつの一種「はるか」出荷始まる 蜂蜜のような甘みが特徴

https://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20230309/4000021524.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

かんきつの一種で、蜂蜜のような甘みが特徴の「はるか」の出荷が9日から始まりました。

「はるか」は日向夏の種から生まれたかんきつの一種で、酸味を連想させる黄色い見た目に反して
蜂蜜のようなフルーティーな甘みが特徴です。
呉市の大崎下島の農家、川本正博さんの畑では、9日も収穫作業が行われ、黄色く色づいた

「はるか」をはさみを使ってひとつひとつ丁寧に収穫していました。
県内では9日から「はるか」の出荷作業が始まり、このうち、大崎下島にある選果場では担当者が傷がないかを確認していました。
JAによりますと、今シーズンは秋口から晴れの日の合間にほどよく雨が降ったため、
実が大きく甘みが凝縮されているということです。

農家の川本さんは、「例年より糖度ものっていると思います。レモンのような黄色い実なのに
甘いというアンバランスさを楽しんでほしいです」と話していました。

県内では、4月中旬までの間に例年並みの660トンあまりの出荷を見込んでいて、
全国各地に出荷されるほか、台湾や香港などにも輸出されるということです。

03/09 16:55