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【写真】歩行者が車にひかれている様子。／ハン・ムンチョルTV

　ある車が信号を無視して交差点に進入し、横断歩道を渡っていた歩行者をひく事故を起こした。運転者は事故後、ギアをD（ドライブ）に入れて下車したため、倒れた歩行者は再び車にひかれてしまった。

　ユーチューブチャンネル「ハン・ムンチョルTV」によれば、事故は1月11日午前7時ごろ、全羅南道麗水市の道路で起きた。

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　目撃者としてドライブレコーダーの映像を提供したAさんは「黒い乗用車が信号を無視して接近し、歩行者とぶつかった。運転者は慌てたのか、ギアをパーキング（P）に入れずに車を降りようとして、被害者を再びひいたのが見える。あまりに恐ろしい光景で大きなショックを受けた」と当時の状況を説明した。

　Aさんが公開した映像を見ると、信号が赤にもかかわらず、車が高速で交差点に進入。正常に横断歩道を渡っていた歩行者が車にはねられた。歩行者は気を失ったようで、路上に倒れたまま動かない。事故後、運転者が車のドアを開けて降りると、車が再び動き始め、倒れている歩行者をひいて通り過ぎた。

　映像を見たハン・ムンチョル弁護士は「夜でもなく、信号が赤なのに納得できない事故だ。絶対に信号を無視してはならない。事故後は慌てずに車を完全に停止させた上で、車から降りなければならない」と話した。

　一方、映像を見ると、加害者以外の車も信号を守らずに走行している。インターネット上では「情報提供者の車を除き、誰も信号を守っていないのは驚きだ」「全ての車が当たり前のように信号無視をするというのはどういう道路なのか」「事故場面も衝撃的だが、信号を守る車がないことが最も衝撃的だ」といった反応が見られた。

キム・ミョンイル記者


チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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