国連の安全保障理事会ではウクライナ情勢を巡る会合が開かれ、ロシアは「ウクライナ国内でのロシアに対する嫌悪感が解決を妨げている」などと一方的な主張を展開し、各国から非難の声が相次ぎました。

安保理では14日、ロシアによる要請でウクライナ情勢をめぐる会合が開かれました。

ロシアのネベンジャ国連大使は「ロシア語やロシア文化への締め付けなど、ウクライナで猛威を振るう『ロシア嫌悪』が、紛争の解決を妨げている」などと主張しました。

孫崎馨国連日本代表部公使
「差別が存在するとの主張は、武力行使を正当化するものではありません」

イギリスの代表
「ウクライナで起きていることの原因は『ロシア嫌悪』ではなく、プーチン大統領の願望だ」

これに対し、西側諸国などは「ロシアは加害者にも関わらず、被害者であるような主張を続けている」などと非難し、ウクライナからの即時撤退を求めました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/378156