28日朝、岩手県普代村の中学校でガラス扉が割られる被害がありました。周辺にクマのものとみられる毛と足跡が残されていました。けが人はいませんでした。

 ガラスの扉が大きく破損し、辺りには無数の破片が散らばっていました。そしてクマのものとみられる黒い毛と廊下には足跡も残されていました。
 被害があったのは普代村立普代中学校です。警察によりますと28日午前8時ごろ、職員が体育館の入り口のガラス扉が割れていることに気づき、警察に通報しました。

(普代中学校 菊池良弥校長)
「クマの足跡があるとなったので大変驚きました、こうして被害が出たのは初めてだったので」

 学校は春休み中でしたが部活動で登校する生徒がいたため、活動を休止にしました。クマは見つかっておらず、猟友会がわなを仕掛けたほか、警察が周辺をパトロールして住民に注意を呼びかけています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/401229