山陰放送
2023年3月28日(火) 19:07

各地で桜の満開を迎えるなど春本番となってきましたが、実は今、米子水鳥公園(鳥取県・米子市)に1羽のコハクチョウの姿があります。日本での越冬を終え、すでにシベリアへ帰ったはずのコハクチョウですが…。

季節外れのコハクチョウが鳥取にいるのには、切ない理由がありました。

23日、米子水鳥公園で目撃されたのが…




小崎純佳キャスター

「望遠鏡をのぞいてみると、コハクチョウが1羽ポツンといるのが確認できます」

山陰で越冬したコハクチョウは、春の訪れとともに皆、シベリアへ帰って行ったはずですが…

このコハクチョウはなぜ、まだ鳥取に残っているのでしょうか?




米子水鳥公園 桐原佳介 統括指導員

「コハクチョウの渡りが終わったあとに、すかさずやってくる別のコハクチョウがおりまして、水鳥公園の関係者が「吉田さん」と呼んで親しんでいる鳥です」

このコハクチョウ。関係者の間では「吉田さん」と名付けられ、親しまれていると言います。

「吉田さん」と名付けられた理由が…

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/402125?display=1

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「吉田さん」はケガで、もう飛べない
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/402125?page=2