0001きつねうどん ★
2023/04/08(土) 18:26:31.23ID:gyx5m2Iehttps://www.yomiuri.co.jp/media/2023/04/20230408-OYT1I50086-1.jpg?type=large
新宿・歌舞伎町を走る広告宣伝車(3月17日、東京都新宿区で)(画像は一部修整しています)
広告宣伝車は、繁華街で人目を引きつけようと過度に派手なデザインを施したり、大音量で商品・サービスをアピールしたりすることが、街の景観に悪影響を及ぼすとして問題化。都は2011年、都屋外広告物条例の施行規則を改正し、都内で走行するには、公益社団法人「東京屋外広告協会」のデザイン審査で承認を受けさせることにした。
同協会の審査は、〈1〉公共空間にふさわしい〈2〉街区の景観への配慮〈3〉人々に不快感を与えない――などを基本方針とし、今年3月末までに累計620台を承認した。
ただ、施行規則は審査対象を都内ナンバーの車に限定しているため、近年は審査を受けない都外ナンバーの宣伝車が目立つようになった。都が2月、新宿と渋谷の繁華街で実態調査したところ、6日間で確認した約70台は全て、「横浜」「福島」「名古屋」などの都外ナンバーで、うち7割は、ホストクラブやキャバクラ店など風俗営業を宣伝する車だった。
都関係者によると、風俗営業の広告は協会の審査基準に照らして、承認を得られない可能性が高いという。都は、審査対象を都内ナンバーの車に限定したことが、規制の抜け道になっているとみて、今年度中にも施行規則の改正作業に着手し、対象拡大に踏み切ることにした。実効性を上げるため、埼玉、千葉、神奈川県など周辺自治体とともに広域的な統一ルールを策定することも検討している。
◆ 広告宣伝車 =「アド(広告)トラック」とも呼ばれ、人通りの多い場所を何度も回って商品・サービスを宣伝できる利点がある。直前に見聞きした広告で購買意欲を喚起する「リーセンシー効果」が高いとされ、イベントや新商品、政党のPRなどに幅広く使われている。
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