ソウル冠岳警察署では9日、冠岳区新林洞のあるチムジルバンで、裸のまま女性専用睡眠室に入った20代の男を公然わいせつおよび傷害の容疑で立件し、捜査中だと明らかにした。 通報当時、男は酒に酔った状態だったことが分かった。

 警察や目撃者によると、男は8日午前11時ごろ、施設を利用する際の館内着を着たままサウナに入ったかと思うと、突然服を脱いで裸でサウナから出てきたという。休憩室で休息していた利用客たちは裸の状態の男を見て驚いた。男はそのまま階段を上がって、2階にある女性専用睡眠室に入って倒れ込むように横たわった。睡眠室では当時、女性客が数人眠っていたという。

 このチムジルバンに勤務する男性店員がすぐに来て、男を追い出そうとしたが、男は暴れ、店員を蹴った。男に蹴られた店員は階段の下に落ち、意識を失った。

 現場を目撃した利用客(36)は「男は酒に酔っていたようで、大声を上げていた」「けがをした店員は頭から血がたくさん出ていた」と語った。被害に遭った男性店員は救急車で病院に搬送され、治療を受けているという。

 警察は男を在宅起訴し、犯行の経緯などを調べている。

パク・ジンソン記者、ヤン・スンス記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

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