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2023/04/10(月) 21:20:39.29ID:yAt/U7yQhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3d9edae3510854d03ead1e54f42029fcc4ab360c
（夏目）今回の統一地方選挙・名古屋市議会議員選挙では、減税日本が議席を伸ばしました。大石さんどう見ていますか。
【写真を見る】河村たかし市長「減税日本」 “タッグ解消”で議席伸ばす 名古屋ではなぜ「維新」浸透しない?【チャント!解説】
（大石）河村たかしさんは二つの顔を持ってるんですね。一つは名古屋市長そしてもう一つは減税日本の代表です。減税日本は、この名古屋で産声を上げましたけども、決して順調ではありませんでした。議席獲得数を見ていきましょう。
2011年の3月に28議席を獲得して、第1会派に躍り出ました。自民よりも民主よりも上だったんですね。しかしながら、1人を除いて全員新人議員という経験不足もあり、不祥事なども相次いで、次の選挙で議席を大幅に減らしました。
2019年あたりから、維新とタッグを組むんですけども、議席をちょっと増やしました。ところが、その維新に移籍する人なども相次いで、改選前は9議席、第4会派になっていたんですね。
しかしながら今回、議席を5つ獲得して上積みしてですね、第3会派になりました。
議席を上積みできた理由はやはりなんだかんだ言っても、河村代表の存在感が際立った人気は健在だったということが言えると思いますね。
（夏目）一方、維新は全国的に見ると今回躍進しているんですよね。ただ、名古屋市議選に関しては議席を4から1に減らしてしまった。名古屋に浸透できないのはなんでなんでしょう。
（大石）そうですよね。名古屋の異変というか、名古屋が変なのか、これよくわからないんですけども、こんなことが起きてるんじゃないかと思うんですね。
僕は最大の要因、これだと思います。減税日本の名古屋、名古屋の減税日本なんですね。維新で言うと、元々ですね、大阪維新の会、大阪でしょっていうことなんすね。この強い地域政党色にあるんじゃないかと思います。
なので、今回河村市長もですね、「名古屋のことは名古屋で決めようまい」ということを選挙戦でも強く主張していました。その辺、維新とうまく線引きができて、はじき出すことに成功したということが言えるかもしれません。
そしてもう一つは、軸となる政策の食い違いですね。河村市長の最大公約は市民税減税、市民税5％減税を実施しています。しかし、維新はこれに反対しているんですね。主張がこれ食い違っていたんですけども、これまではタッグを組んでやっていた。ただ今回離れることによって、より減税日本の主張をストレートに市民の皆さんに伝えることができたんではないか。そのあたりの差別化、これで維新に付け入る隙を与えなかった。そんな可能性も考えられますね。
