無風区狙った「勝利の方程式」 維新、大阪市議選過半数の裏側 [Grrachus★]
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2023/04/11(火) 20:53:27.41ID:GSUy2j9Z
4/10(月) 19:45    毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4aae9637160626bf46620f5651f61a0ed5fc8d2

 9日投開票の大阪府議選(定数79)と大阪市議選(定数81)で、地域政党・大阪維新の会は単独過半数の議席を得た。特に市議選では初めてだ。難攻不落とされた市議選をなぜ攻略できたのか。そこには党勢だけではない「勝利の方程式」があった。

 「選挙中はお騒がせしました。頑張っていきます」。淀川区選挙区(定数5)で初当選した維新新人の今村直人氏(39)は一夜明けた10日朝、駅前で道行く人に頭を下げた。冠婚葬祭関連の会社を経営する今村氏が公認されたのは、告示の2カ月前。この無名の新人が他党の現職を押しのけてトップ当選を果たした。

 大阪市北部にある淀川区は、JR新大阪駅を中心に交通の要衝にもなっている。過去3回の選挙は維新(2議席)、自民党、公明党、共産党の4党が議席を分け合った。24選挙区で争われる市議選は、こうした定数3以上の中選挙区が75%を占める。過半数を奪うには中選挙区でも定数に近い議席を取る必要があるものの、他党が候補者を1人に絞ると維新の2人目や3人目が当選圏内に割り込むのが難しい。維新が一度も過半数を手にしたことがないゆえんだ。

 淀川区は今回も「無風」とみられていたが、2022年末に情勢が動いた。地元選出の維新府議だった横山英幸氏(41)が市長選へ出ることになり、府議ポストが空いたのだ。維新はそこに淀川区選出で当選4回のベテラン市議、山下昌彦氏(56)を回す。そして代わりの市議候補に、山下氏の秘書だった今村氏ら新人2人に白羽の矢を立てた。現職の坂井肇氏(48)を加え、前回2人だった候補を3人に増やす攻勢に出た。

 周囲から「無謀」との声も聞こえたが、維新サイドには計算があった。19年市議選でトップ当選した山下氏の得票は約2万3000票だが、淀川区の当選ラインは8000票前後。山下氏の票を均等に割れれば、前回1万2000票余りを獲得した坂井氏も新人2人も当選が可能だ。しかし、公認発表は告示直前まで控えた。党関係者は「早い段階で候補を擁立すれば対策を立てられてしまう」とし、2月に新人2人を一気に公認した。

 新人2人のうち、1人は元兵庫県伊丹市議の佐竹璃保氏(35)。ビラ配りや街頭演説をこなして無党派層への浸透を図った。今村氏の売り込みが課題とされたが、山下氏らと地域をくまなく歩くどぶ板選挙を展開。告示後には吉村洋文代表や松井一郎前代表ら「党の顔」も投入した。その結果、今村氏と佐竹氏はそれぞれ1万4000票余りを獲得してワンツーフィニッシュした。思惑通りの「票割り」で、同一選挙区での3人当選を初めて実現した。議席を失った共産の候補は「維新は票を割った上に全体の票も増えていた。非常に厳しい選挙だった」と話した。

 今回50人を擁立した維新は、淀川区など7選挙区で前回より候補者を1人増やした。このうち5選挙区で狙い通り当選者を1人増やし、過半数獲得につなげた。ただし、ある党幹部は「松井氏引退のタイミングと重なり、過半数は『ご祝儀』の側面が大きい」と気を引き締める。

 ◇「全員当選」逃した公明

 一方、他党は厳しい結果になった。公明は都島区選挙区で公認候補が落選し、国政選挙並みに重視する統一選で「全員当選」を逃した。大阪では11年以降4回連続となる。さらに維新が市議会で過半数を握ったことで、公明が議席を持つ大阪・兵庫の衆院6小選挙区に日本維新の会が候補を立てる可能性も現実味を帯びる。公明府本部の石川博崇代表は10日未明、「国政と地方選はまったく別次元の問題」と述べるにとどめた。
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2023/04/12(水) 01:08:03.75ID:hIKs5Y00
外国人のための維新
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