劣悪な環境で多くの犬を飼育し虐待か 飼い主逮捕 埼玉 日高

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20230412/1100016427.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

市の住宅で劣悪な環境で犬を飼育して虐待したとして、警察は60歳のしました。
25回にわたる保健所の行政指導に従わず、警察は、適切に管理できない「多頭飼育崩壊」の状態になっていたとみています。
調べに対し「適切に飼育していると認識している」などと容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、住所不定の大河原明美容疑者(60)です。
警察の調べによりますと、実家にあたる日高市下大谷沢の住宅で小型犬のミニチュア・ピンシャーを
およそ30頭飼っていましたが、このうち9頭を劣悪な環境で飼育し虐待したとして、動物愛護法違反の疑いが持たれています。
25回にわたる保健所の行政指導に従わず、ことし3月に「極めて不衛生な環境で
多くの犬が飼育されている」として刑事告発されていました。
警察が現場を捜索したところ、9頭が飼われていた納屋にはふんが堆積していたほか、周囲には小型犬の死骸も放置されていました。
飼われていた中には目や皮膚の病気になっていた犬もいたということです。

調べに対し容疑者は「適切に飼育していると認識しているので虐待にはあたらない」
などと供述し、容疑を否認しているということです。
警察は「多頭飼育崩壊」の状態になっていたとみて、詳しい状況を調べています。

埼玉県日高市の現場では午前6時ごろに埼玉県警察の捜査員らが捜索に入りました。
多くの犬のほえ声が響く中、捜査員らは、容疑者から事情を聞くなどして犬の飼育状況を調べていました。
また、現場には保健所の職員や獣医師が訪れ犬の健康状態を確認したり犬をケージに保護したりしていました。

04/12 21:13