男子トイレにも生理用品が設置されている――。東大での先進的な取り組みがSNS上で評判になっています。ねとらぼ編集部では、東京大学本部ダイバーシティ推進課、東京大学教養学部、東京大学教養学部学生自治会の3者に背景について取材しました。

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東大のトイレに設置された生理用品の箱(画像はプレスリリースより)

 東大での取り組みが話題になったのは、卒業生のすぎやま(@sugi3_34)さんによる投稿がきっかけでした。すぎやまさんは東大の図書館を訪れた際、男子トイレでも生理用品が無料配布されていることに気づき、その姿勢を「東大ってやっぱすげえな」などと絶賛したところ、投稿は広く拡散されました。

 生理用品を必要とする人が必ずしも女子トイレに入れるとは限らないことや、生理用品は痔や尿漏れ、潰瘍性大腸炎の人などにも有用なことから、投稿は約2万4000件のいいねを獲得。「素晴らしい支援」「男性のお手洗いにも置いておくのがすばらしい」など、東大の取り組みを評価する声が多く寄せられています。

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