0001水星虫 ★
2023/04/24(月) 18:29:07.31ID:rOxh4unthttps://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230424/1070020660.html
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つくば市にある国の研究機関「農研機構」などの研究グループは、アブの一種、「アメリカミズアブ」の幼虫に
生ごみを与えて飼育すると悪臭が大幅に抑えられることが新たにわかったとして
今後、さらに研究を進め家庭用ごみの消臭剤の開発などにつなげたいとしています。
発表したのは、農研機構生物機能利用研究部門の小林徹也グループ長補佐らの研究グループです。
実験では、アブの一種、「アメリカミズアブ」の幼虫を野菜などの生ごみと一緒にして飼育した瓶と
生ごみだけ入れた瓶を使って１週間経過したあとの悪臭の成分を比較しました。
この結果、アブを入れた瓶は悪臭の主な成分となっている２種類のメチルガスの発生量が
アブのいない瓶と比べいずれも１００分の１以下になったことがわかりました。
また、生ごみから幼虫を取り除いて新たな生ごみを加えた実験でもガスの発生量は最大７分の１に減少しました。
研究グループでは、排せつ物に含まれる幼虫の腸内細菌が悪臭を抑制している可能性があるとみています。
このアブの幼虫をめぐっては魚粉に代わり魚のエサとして使う研究が注目されていて、
今回、悪臭の抑制効果が初めてわかったことで研究グループでは生ごみ処理など新たな活用法が広がると期待しています。
農研機構の小林グループ長補佐は、「将来的には日本でのアメリカミズアブの生産拡大や家庭用ごみの消臭剤の開発などにつなげたい」と話していました。
04/24 17:47
