県 再利用促進へ「メルカリ」と連携

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20230426/8000015791.html
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ごみを減らして循環型の社会をつくろうと、愛媛県はフリマアプリ大手の「メルカリ」と連携して、
家庭で不要になったものを再利用につなげる取り組みを26日から始めました。

これは、愛媛県とインターネット上で品物を売買するフリマアプリ大手の「メルカリ」が連携して行います。
衣類など不要になっても捨てるにはもったいないものをいったん箱に入れて家庭で保管し、
中身を定期的に見直すことで人に譲ったりフリマのサイトに出品したりといった再利用につなげることが狙いだとしています。

県は家庭で一時的に保管するための箱を県民に無料で5000個配ることにしていて、
26日は職員が県庁で希望者に箱を配り、資源を有効に活用してごみを減らすよう呼びかけていました。
箱は27日以降、県庁本館のほか県内各地の保健所などでも配布します。
県はこの取り組みを半年間行い、アンケートを通じて県民の行動の変化を確認するほか、
家庭にどれくらい再利用できるものがあるのか検証することにしています。

愛媛県循環型社会推進課の高村靖課長は「この取り組みを通じて環境への配慮や行動が広がり、
環境について考えてもらうきっかけとなれば」と話していました。
04/26 12:34